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jacaranda:
マーケティングプランナー。男の子のママ。とうきょうのへそに住んでいます。 カテゴリ
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小さな夏休み第3弾。週末、家族3人で丹沢方面に遊びに行ってきました。 元神奈川県民でありながら、丹沢方面に足を踏み入れたのは初めて。 あれこれ調べてみると、意外と楽しそう・・・というわけで、今回の旅と相成りました。 土曜は朝遅くに出発、最初に向かったのは秦野にある「くりはら」というお蕎麦屋さん。 古民家を改築したこぎれいな店がまえで、ゆったり時間の流れる居心地のいい空間。 若干お蕎麦の味がぼやっとした印象でしたが、てんぷらなど美味しくいただきました。 せっかく秦野まで来たからにはと、その足で山北町にある酒蔵「川西屋酒造」へ。 あいにく酒蔵はお休み、近くの分店で知る人ぞ知る名酒「丹沢山」を購入。 湯河原の宿「石葉」でこちらのお酒を知り、以来夫婦で大ファンに。 すっきりとした飲み口で、香りも豊か。ふだんはあまり飲まない私でも ぐいぐい飲んでしまうくらい、本当に美味しいお酒です。 再び東に戻り、つづいて向かったのは、丹沢山系の名山のひとつ・大山。 古くから大山詣などで知られ、山岳信仰を集めた大山。 山の中腹にお寺や神社があり、ケーブルカーで登ることができます。 ケーブルカーの終点は、標高約600メートル。ここに阿夫利神社の下社があります。 へ~こんなところに神社ねえ、などとまったく先入観なしに境内に上ると、 明らかに流れる空気が違う!すーっと清らかな、気持ちよい霊気を感じるというか、 身も心もすがすがしく、ふわっと軽くなる感じ。なんとも不思議な感覚。 力強い英気をいただける、すばらしいパワースポットです。 たーも喜んで何度も何度も神泉の水を口にしていたし。 霊験あらたかという言葉を、初めて実感しました。 ここからさらに、標高にして600メートルも登ると、阿夫利神社の本山があるらしい。 いつか山頂まで登りたい。そしていいパワーをいただきにまた大山に訪れたい、です。 さて、今回の旅でお世話になった宿は「元湯玉川館」。 大山からはクルマで20分ほど、厚木の七沢という温泉郷の奥にある宿です。 かつては「のらくろ」を描いた漫画家・田河水泡、作家の山本周五郎などが 常宿にしたという由緒もありながら、1泊1万円台というリーズナブルさ。 仲居さんも温かくて、とても親切。子どもにもとてもよくしていただき、 高級旅館とはまた違う趣の、居心地のよさでした。 いい具合に鄙びた感じの建物、なかなか居心地よく、なんといっても温泉がすばらしい。 強アルカリ性のお湯は、入るたびに剥かれるように肌がツルツルになります。 食事もわりと美味しく、冬はしし鍋が楽しめるらしい。是非冬にまた訪れたいです。 何回も何回も温泉に浸かり、のんびりと体を休めた日曜の朝。 宿をあとにまず目指したのは「七沢森林公園」。 起伏に富んだ地形を楽しめる広大な自然公園で、ハイキングも楽しめます。 ここもまた、流れる空気が気持ちいい。この公園、医学的にもリラックス効果が 認められた「森林セラピー基地」のひとつなのだとか。たしかに空気が美味しい。 森の斜面でどんぐりを発見したたーは、ひたすらどんぐり拾いに夢中。 袋いっぱいに詰めてはご満悦。のんびりとした子ども時間を過ごしました。 思いっきり遊び、おなかを空かせ、お昼にと向かったのは、 七沢にあるラーメン屋「zund-bar」。「中村屋」系列のラーメン店で、 山あいのとても不便なロケーションにも関わらず、すごい行列です。 いただいたのは、ゆずの香りがふわっとやさしい、ゆず塩ラーメン。 スープは口当たり優しくあっさり、でも深いコクが感じられて、美味しかった~。 小さな旅のしめくくり、最後に訪れたのは伊勢原にあるブーランジェリー「ブノワトン」。 こちらもパン好きでは知らない人はいないほど、あまりに有名なブランジェリーです。 地場・湘南エリアで育てられ収穫された小麦を使って焼かれた、 いわば地産地消のパンは、飾らないのに麦の香りが実に香ばしく、ほのかに甘い。 口に入れたそばからふわっと香ばしく甘い香りが鼻をくすぐります。 かみしめるたびに、静かな感動が湧き上がるパンです。 ただ残念なことに、つい先月、店主が若くして亡くなられ、 「ブノワトン」は来年春で閉店してしまうのだとか。 お店に初めて行ったにも関わらず、なにを感じられたのか、店主の奥さまが わざわざ外まで出てきて話かけてくださり、初めてお会いしたのに まるで他人のように感じられず・・・この奥さまに会いに、来年春の閉店前に また必ず来ようと心に誓ったのでした。 (箱根の姉妹店「麦師」はひきつづき営業するそうです) 昼遅めに出て、パンの香りに包まれながら、清川村の山を越えて 相模原・八王子と抜ければ、1時間半であっという間に国立に到着です。 丹沢ってこんなにアクセスがよかったのかとかなりの驚き&大きな発見。 このルートを駆使すれば、西湘方面にもちょくちょく遊びに行けそう? 夜は「ブノワトン」のかりっと温めたバゲットをおつまみに、 きんきんに冷やした「丹沢山」をちびりちびり。丹沢の旨いものの取り合わせは最高! なんとも贅沢な、美味しい旅の余韻を楽しみました。
by jacaranda2009
| 2009-09-06 22:29
| 2009年秋
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